ケーススタディ

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【シスコ ワイヤレスLAN システム導入事例】エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社

西武ドームにおける「スタジアムWi-Fiソリューション」導入 〜アクセスポイントの高密度配置により大容量かつ高品質なWi-Fi環境を実現〜

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日本全国に約12万ものアクセスポイントを設置し、NTTグループにおける無線LANの戦略会社として、インフラからサービス・アプリケーションまで 、Wi-Fiを活用した新しいサービス開発とビジネス展開を積極的に進めているエヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社(NTT BP)。同社では、2013年3月、埼玉西武ライオンズの本拠地である西武ドームにおいて、スタジアム全域をカバーした高密度かつ高品質なWi-Fi環境の実現と、それを活用し、スマートフォンやタブレット端末向けに様々なコンテンツを提供する新サービス“Lions Wi-Fi”の提供を開始した。ここで採用されたのがシスコの「スタジアムWi-Fiソリューション」である。採用の理由は、スタジアム専用に設計された狭ビーム幅指向性アンテナでアクセスポイントごとにきめ細かいカバレッジ設定が可能なことと、これらのアクセスポイントを制御、最適運用できるシステムの存在だ。これによって電波干渉を回避しながらアクセスポイントの高密度配置を実現でき、大勢の観客が集まる空間でも大容量かつ安定的なサービス提供が可能になるのである。西武ドームに来場した観客は、快適なネットワーク環境の中で、スマートフォンやタブレット端末を使って様々なコンテンツを楽しむことができる。今後は、サービスメニューをさらに充実させていくほか、西武鉄道との連携も視野に入れ、Wi-Fiによる新たなユーザ体験の提供と価値創造を目指している。

新たなライフスタイルに対応するため
球場全体をカバーする大容量かつ高品質なWi-Fi環境を整備

記者会見イメージ

2013年3月26日に行われた記者会見。3月29日のプロ野球公式戦開幕に合わせて「Lions Wi-Fi」の提供を開始することが発表された。左から、シスコシステムズ合同会社 上席副社長 堤 浩幸、株式会社 西武ライオンズ 代表取締役社長 居郷 肇 氏、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社 代表取締役社長 小林 忠男 氏

 2013年3月26日、株式会社西武ライオンズ(以下、西武ライオンズ)、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社(以下、NTTBP)、およびシスコシステムズ合同会社(以下、シスコ)3社による共同記者会見が行われた。その内容は西武ドームにおいて、シスコの「スタジアムWi-Fiソリューション」を活用した新サービス”Lions Wi-Fi”を、3月29日のプロ野球公式戦開幕に合わせて利用可能にするというもの。これによって来場した観客に対し、新たなファン体験を提供しようというのである。

 「最近では街中でスマートフォンを利用しながら、動画コンテンツを観たり、友達同士で画像や情報を交換し合うライフスタイルが定着しています」と、Lions Wi-Fi提供の背景を説明するのは、西武ライオンズ 取締役の竹内 晃治氏。「今後は西武ドームで野球を観戦するお客様に対しても、このようなライフスタイルへの対応が必要になると考えました」。

 スマートフォンやタブレット端末などの急速な普及と、写真や動画などのビジュアルコンテンツの拡大にキャッチアップしていくには、大容量かつ高速なネットワークが不可欠。そのために西武ドームでは、球場全体で高品質なWi-Fiアクセス環境を整備し、Wi-Fi経由で様々なコンテンツやサービスを来場者に対して提供していくという。

 発表時に示されたコンテンツ/サービスの概要は図1に示す通り。試合を観戦しながら、「選手名鑑」による選手情報の閲覧、リアルタイムでの対戦データのチェック、西武ドーム内のグルメ情報の参照、「Lions@YouTube」の鑑賞などが行える。インターネットへの接続も、1回90分・1日3回を上限に無償で提供。情報検索やSNSへの投稿も、その場で行えるのである。今後も利用者の声を踏まえながら内容を拡充していく計画であり、外部ゲーム連携やスタンプの提供、アンケート、位置情報サービス、各種商品のオーダリング、チケット予約・変更などが検討されているという。

図1

図1 Lions Wi-Fiで提供されるコンテンツ/サービスの概要。今後利用者の声を踏まえながら、その内容を拡充していく計画だという。

スマートフォンイメージ

スマートフォンでLions Wi-Fiを利用している様子。アクセススピードは10〜20Mbpsに達しており、動画コンテンツの閲覧も快適に行える。

 「球場内全体を網羅したこのような大規模かつ高密度なWi-Fiアクセスの提供は、日本国内では初めての試みです」というのは、Lions Wi-Fiの提供と運用を担当する、NTTBP 代表取締役社長の小林 忠男氏。西武ドーム全体での通信容量は少なくともLTEの約100倍(※NTTBP計測値)に達し、携帯回線契約を持たない外国人の観客でも、Wi-Fi対応端末さえ持っていれば利用できると説明する。これに加え、3月29日から西武鉄道全駅で公衆無線LANサービスを開始することにも言及。「鉄道駅とスタジアムをシームレスにつなぐWi-Fiサービスという意味でも、日本初の取り組みだといえます」と言う。

シスコ ワイヤレスLAN システム導入事例 :
エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社