inSPire は、シスコがサービス プロバイダー向けに厳選した、シスコの高度な技術と最新のニュースをお届けするニュースマガジンです。

IoEが実現する顧客エンゲージメントサイクル
シームレスな統合ネットワークによる新たな事業機会の創出

リアルタイムに更新され続けるモノや場所、そして人に関連付けられた様々な情報が、インターネットを介して結び付けられ、新たな付加価値を創造する。このIoE(Internet of Everything)によって生み出されるインパクトは、人々の生活や社会をどのように変えていくのだろうか。2012年ロンドン五輪の公式ネットワーク インフラストラクチャ サポーターとして、大会史上最も高度となったネットワークの構築に携わった経験を活かし、スポーツやエンターテイメント ビジネスに新たな可能性を提案するシスコの取り組みから、事業機会創出のヒントを探る。

ロンドン五輪で実現した 高密度なWi-Fiネットワーク

さまざまな人、プロセス、データ、モノがつながることで、無限の可能性が生まれるIoE(Internet of Everything)。その概念がさまざまなシーンで語られ、新たな革新への期待がふくらんだ2013年、シスコは、IoEに関するホワイトペーパーを発表した。そこでは、IoEが全世界の企業において生み出す経済価値は14.4兆ドルにも及び、そのうちの約5%を日本が担うと分析されている。ITとの親和性が高いとはいえないスポーツの世界も、IoEによって大きな変貌を遂げようとしている。たとえば、まだ記憶に新しいロンドン五輪だ。

イメージ

シスコシステムズ合同会社 シスコ コンサルティングサービス 専務執行役員 鈴木和洋は、「ロンドン五輪では、五輪史上はじめてともいえる非常に高密度なWi-Fiネットワーク環境を実現しました」と大規模なスポーツイベントにおけるシスコの成果を強調する。「ロンドン五輪では、Wi-Fi同時接続数が20万人、Wi-Fi端末を利用した観戦者が一日あたりのべ8万5千人以上、一回あたりの平均Wi-Fi接続時間が41分というような過酷な環境にも関わらず、シスコは、期間中100%の安定稼働を実現したのです」。ロンドン五輪では、事務管理用のネットワークや競技の記録や成績を集計し配信する競技用ネットワーク、さらには放送局を中心としたメディア向け、観戦者向けなど、トータルにサポートしたシスコだが、実は、業界で唯一スタジアム専用のWi-Fi製品を開発・供給している企業でもある。スタジアムにおけるネットワーク環境構築の経験は豊富だ。

鈴木は、大規模なスポーツイベントでの課題は多岐に渡るという。「スタジアムでのWi-Fi環境構築では、競技場のフィールドで電波干渉を引き起こすさまざまなデバイス、たとえばワイヤレスのカメラやレコーダー、Wi-Fiネットワークと同じ帯域を使用するコードレス電話などの存在に配慮しなければなりません。もちろん、五輪の場合のように短期間で非常にボリュームの大きいランザクションが発生するといった課題にも対処する必要があります」。

イメージ

ロンドンに続き、シスコがオフィシャル ネットワーク インフラストラクチャー プロバイダーとして取り組む2016年リオデジャネイロ五輪では、LANポート数がロンドンより50%増加、1800ヵ所だったWi-Fiアクセスポイントは1万ヵ所にもなると予想されている。シスコの経験とノウハウが活かされる部分は、さらに大きくなるはずだ。

IoEが実現する顧客エンゲージメントサイクル
シームレスな統合ネットワークによる新たな事業機会の創出

バックナンバー
Issue 17(2014年10月)Issue 16(2014年7月)Issue 15(2014年5月) Issue 14(2014年1月) Issue 13(2013年10月) Issue 12(2013年7月) Issue 11(2013年5月) Issue 10(2013年1月) Issue 09(2012年11月) Issue 08(2012年7月) Issue 07(2012年5月) Issue 06(2012年2月) Issue 05(2011年11月) Issue 04(2011年7月) Issue 03(2011年5月) 2011春の特別号(2011年3月) Issue 02(2011年2月) 創刊号(2010年10月) 創刊準備号(2010年7月)